日本のデフレ環境

月曜日, 19. 11月 2012

デフレ(デフレーション)やインフレ(インフレーション)という言葉はよく耳にするとは思いますが、どのような経済状況のことを表すのかご存知でしょうか。テレビ・ラジオ、新聞などのメディアではよく出てくる言葉ですが、その意味を理解することで現在の日本経済の状況が見えてくるでしょう。

まず簡単に開設すると、デフレとは市場に商品があまり、物価が下がり続ける現象です。商品が売れずに在庫が増えるので、低価格にして商品を売ることで在庫を減らします。結果として商店や製造メーカーでは収益が減少し、経営が悪化し私たち労働者の給与所得が減るなどの影響が出る現象です。

インフレとは市場での物価が上がり続ける現象で、日本ではバブル時代がその象徴と言えます。消費者にお金が出回ることで、多少物価が高くても商品が売れる状況ですが、言いかえればお金の価値が下がることです。お金が多く出回るので資産価値も無くなり、究極はお金自体の価値も無くなる可能性がある状態を表します。

現在の日本経済はバブル崩壊以降の長引く不況が続き、過去に類を見ないデフレ環境です。海外・国内ともに日本製の商品が売れない状況が続き、市場では価格競争が激化し企業にとっては利益が得られない国内産業経済が続いています。

消費者の立場からすると市場で価格競争が激化すると、「安く買える!」ことで嬉しいことではありますが、現在のようなデフレ経済環境に陥ると企業経営が悪化し、労働者への分配(賃金など)が削られことになり、結果として家計の収入が減り消費が回らなくなるという悪循環になってしまいます。