デフレスパイラルとは

土曜日, 23. 3月 2013

物事の状況の例えに○○スパイラルという言葉を聞くことがあります。多くの場合は好ましくない状況が続き、解決の糸口が見いだせない状況の場合に、マイナス方向にスパイラル状(渦巻き状)に引き込まれていく例えとして表現されることが多いようです。

現在の日本はバブル崩壊以降景気の後退が進み、国内経済はデフレ経済と言われ続けています。さらにはリーマンショックによる世界的な金融危機の影響を受け、デフレ環境は加速されまさにデフレスパイラルの真っただ中にいると言われています。

よく耳にするデフレスパイラルとは、経済の悪循環により日本経済がデフレ環境の深みにはまっていき、脱却が困難な状況に陥っていることを表します。現在の日本は需要と供給のバランスが崩れている状態です。市場に商品はあふれているものの、売れない状況があり店舗では在庫を抱えてしまうことになります。店舗では在庫を減らすために安値で販売し、極度な価格競争が展開されています。

商品の価格を下げて販売することで、利益が少なくなり製造メーカでは経営が悪化します。経営が悪化することで、企業は減収となり人員削減や賃金カットが行われ、働く人々の収入が減ります。収入が減ることで家計が圧迫され、さらに消費を控えることとなり市場で商品が売れなくなります。

このように、経済の状況が相乗的に悪い方向へ進んでいる、現在の日本経済状況はデフレスパイラルにはまっていると言えるでしょう。