役割

火曜日, 25. 6月 2013

私たち一般人にとって一番身近な日本銀行の仕事は貨幣の発行、汚れや傷みのある紙幣の回収、偽札のチェックなどです。例えば消費税率が変われば小銭の使用頻度も変わってくるので、1円玉や5円玉を多く発行したり、近年はクレジットカードや電子マネーが浸透してきたため貨幣の発行数を減らすなど経済の動きに応じて対策をとっています。貨幣は日本銀行でしか造ることができないので、その印としてお札には「日本銀行券」と記載されています。

日本銀行の役割として2つめは、銀行からお金を預かったり銀行にお金を貸すなどして銀行同士の運営を潤滑に行う「銀行の銀行」としての役割があります。銀行等の金融機関から預金の一部を預かり、そのお金に利子をつけて他の金融機関に貸し付けます。

その金融機関はそのお金を使って運営を成り立たせていくのです。こうすることで財政危機に陥っている銀行の資金不足等を補うことができ、倒産などによる金融システムの混乱や顧客の混乱を防ぐことができます。日本銀行の役割として3つ目に挙げられるのは「政府の銀行」という役割です。

日本銀行は国民から集めた税金や国債のお金を預かり公共事業や政府の政策、公務員の給与などにお金を出しています。日本銀行は政府から委託を受けてお金の管理をしているのです。使い道の判断は国会や政策委員会が決めるのですが、いずれにしても私達が汗水流して働いて払っている貴重な税金なので慎重な判断をしてもらいたいものです。