日本銀行が与える影響

日曜日, 21. 7月 2013

日本銀行はよく「日銀(にちぎん)」と略されますが、「日本銀行」や「日銀」という言葉を耳にする機会はとても多いと思います。それは日本銀行が日本国内はもちろん、世界中に大きな影響を与える存在のため、注目されているからです。前記した通り日本銀行の役割として貨幣の発行がありますが、貨幣が発行されるのは私たちが買い物をしたりするためだけではなく貨幣の発行状況によって経済を良くも悪くもすることができます。例えば好景気の場合、好景気が過熱しすぎるとバブルのような状況が起きる可能性があります。

それを抑えるため出回る貨幣の量を少なくすることで銀行の貸出金利を上げ、家計や企業がお金を借りにくくします。反対に、不景気の時は貨幣の出回る量を増やし家計や企業が銀行からお金を借りやすい状況をつくります。お金が借りやすくなれば家を建てたり、企業を拡大したりといった動きが出てきてそれが雇用の安定、経済の発展などに繋がります。このように物価を安定させ、それにより経済の発展を助ける政策を金融政策と言います。

金融政策のやり方により世界から見た日本の状況も変わってきます。例えば、不景気対策でお金を多く出回るようにした場合、海外からは日本の景気は良くなるであろうと予測され日本円の価値が高まります。それにより円安の状況になるので、日本を支えている自動車や精密機械などの輸出業は活性化し日本の経済も潤ってきます。反対に輸入品は価格が上がるため石油や畜用飼料が値上がりしてしまい、それに伴いガソリンや肉類・小麦等が値上がりするという状況になりえます。

金融政策というと難しそうで政府だけでやり取りしているようなこと、思いがちですが実は私たちの日常に大きく関係がある内容なのです。