他の銀行との違い

月曜日, 26. 8月 2013

前記したように日本銀行と民間の銀行の働きは大きく異なります。日本銀行は一般市民と直接の取引はできず、銀行もしくは政府との取引を行っています。大きな流れとして、日本銀行で製造したお金を民間の銀行に貸し、民間の銀行は日本銀行から借りたお金を私たちに融資などとして貸します。

そのお金で私たちは家を買ったり、車を買ったり、生活をしていくのです。反対に、お金が貯まったら民間の銀行に預け、その額がある程度貯まると日本銀行へ預けられます。そしてそのお金がまた民間の銀行へ貸し出されていく、という状況になっています。また、日本銀行には政府用の口座があり私たちから集めた税金が預けられており公共事業の着手や公務員の給料等がここから出されるのです。

民間の銀行の場合は、預金や資産運用といった個人のお金を動かすことを主としていますが、日本銀行の場合は金融政策、外国為替の売買、外国中央銀行・国際機関との国際金融業務、日本国内外の金融政策情勢や金融市場・制度について調査や分析などの基礎研究を行うなど日本全体のお金の動きを操作しています。そう書くとなんだか政府の仕事のように感じ、金融庁や財務省の仕事とでは?と思う人もいるでしょう。

財務省は国の予算を作ったり、国の財産・借金・国庫・税金の管理、造幣事業などの財政政策を行い、金融庁は銀行・証券・保険会社等の検査監督を行って投資者に万が一のことがないよう保護するなど金融環境の整備等の役割があります。