デフレとは?

土曜日, 8. 12月 2012

デフレとは「デフレーション」の略称として表現され、簡単に言えば物価が下がり続ける経済状況のことを言います。現在の日本は過去に例を見ないほどの長期的なデフレと言われる時代で、日本経済としては深刻な状況となっています。

デフレの始まりは、まず景気が悪くなることから始まります。経済情勢のなかで何がきっかけとなり景気が悪くなるかはよく分かりませんが、景気が悪くなるということは消費が抑制されるということです。

消費者が物を買わなくなることで、市場では商品が余る状態となり、店舗では在庫削減や他店との価格競争により値下げをして販売するようになります。卸し問屋や製造メーカでも製品価格が下がる状況となりますが、従業員や設備費などにかかる経費は変わらないので、利益幅が少なくなります。

例えば、企業やメーカーでは製造コストに対して販売利益が少なくなり経営を圧迫することとなります。企業は経営を存続するために人員削減や賃金カットなどの経費削減を行います。

企業が経費削減を行うと、働く従業員への給与が減ることとなり、消費にまわるお金は更に少なくなり、更に市場消費が抑制されることになります。めぐりに廻って働く労働者の収入が減ることで、消費に使うお金が減り、市場で商品が売れなくなるので、更に価格が安くなることになります。

このようにデフレとは、「働く」→「収入を得る」→「消費する」→「生産性が上がる・雇用」のバランスが悪循環している状況です。物が安く買える意味では消費者にとっては嬉しいことですが、物を作れなくなることで働く場が減少し、収入が目減りすることで生活が苦しくなるということなのです。

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